shihoyamamoto

3月11日に最初の大きな地震が起こってから、早くも1週間が過ぎました。 東京周辺は、計画停電や買い占め騒動など多少のざわつきを見せながらも、少しずつ、人々が平時の生活へと戻ろうとしているところです。

しかしそうした中でも、被災された学生や被災施設が存在し、また、卒業式が縮小、学位記授与式が中止となるなどの予定の変動も生じ、 本学への影響もゼロではありませんでした。卒業式を目前に控えたタイミングでの大学側の決定を残念に思う方もいれば、未曾有の災害に 対して何も出来ないもどかしさを感じている方もいるでしょう。

今はまだ、私たち学生の多くは、こうした社会や大学の動揺に対してほとんど力になることが出来ないのが現実です。

しかしそれは、必ずしも悲観すべきことではないのだと思います。私たちは、短期的な社会の変動から比較的距離を置きながら、 遠くの未来を担うための力を養うことを期待されている存在、未来のために「立ち止まること」を許されている存在なのではないでしょうか。

テレビを通して伝わってくる圧倒的な現実に対し、今はまだ何も出来ない。だからこそ私たちは、 10年20年先の未来を築くための歩みを始めましょう